ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボスウェル(伯)」の意味・わかりやすい解説
ボスウェル(伯)
ボスウェル[はく]
Bothwell， James Hepburn， 4th Earl of
[没]1578.4.4. シェラン島
スコットランドの貴族。女王メアリー・スチュアートがフランスから帰国した 1561年にその枢密顧問官の一人になったが，同僚のアラン (伯)と対立して投獄され，逃れてフランスに亡命 (1564) 。 65年帰国し，D.リッチオの殺害後急速に女王と親しくなり，67年その第2の夫ダーンリー卿を殺害し，メアリーと結婚。そのため国内貴族は結束して彼と女王に反乱を起し，両名はカーベリーヒルで反乱貴族と会見，女王は投降し，彼は逃れてデンマークに行き，最後は狂死した。
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