ボドリー(英語表記)Bodley, Sir Thomas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボドリー」の意味・わかりやすい解説

ボドリー
Bodley, Sir Thomas

[生]1545.3.2. エクセター
[没]1613.1.28. ロンドン
イギリスの外交官。初めジュネーブ,のちオックスフォード大学で学び,同大学の講師となったが,17年間ヨーロッパ各地に使節として駐在。帰国後,オックスフォードのグロスター公図書館の再建拡張余生資産大半を捧げ,1602年完成,大学に寄贈した。これがオックスフォード大学ボドリー図書館で大英博物館に次いで貴重な古書古文書を収める。

ボドリー
Baudry, Paul Jacques Aimé

[生]1828.11.7. バンデー
[没]1886.1.17. パリ
フランスの画家。 1850年ローマ大賞を獲得し,ローマに留学してラファエロ研究。 A.コレッジオ影響を受け,古典的でエロティック主題は広く愛好された。またフレスコでパリ,オペラ座ロビー壁画を描いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android