ボーメ比重計(読み)ボーメヒジュウケイ

デジタル大辞泉 「ボーメ比重計」の意味・読み・例文・類語

ボーメ‐ひじゅうけい〔‐ヒヂユウケイ〕【ボーメ比重計】

浮きばかりの一。フランスの化学者ボーメ(A.Baumé)が1766年にアルコール濃度を決定するために考案

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精選版 日本国語大辞典 「ボーメ比重計」の意味・読み・例文・類語

ボーメ‐ひじゅうけい ‥ヒヂュウケイ【ボーメ比重計】

〘名〙 (ボーメはBaumé) フランスの化学者ボーメが考案した比重計浮子を液中に浮かせ、液面下に沈んだ部分の長さによって比重を知る。この比重計の目盛ボーメ度という。

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百科事典マイペディア 「ボーメ比重計」の意味・わかりやすい解説

ボーメ比重計【ボーメひじゅうけい】

液体の比重測定に用いられる浮秤一種で,ボーメ度を目盛ったもの。目盛が等間隔になるのが特徴で,化学工業に広く利用される。フランスのボーメ〔1728-1804〕の考案に由来し,彼は重液用の目盛として食塩の15%溶液を15ボーメ度,純水を0ボーメ度としてその間を15等分し,軽液用には食塩の10%溶液を0ボーメ度,純水を10ボーメ度としてその間を10等分した。

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栄養・生化学辞典 「ボーメ比重計」の解説

ボーメ比重計

 食塩の濃度を測定するための浮きはかり.10%食塩水を0度,純水を10度としてその間を10等分する.

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