ポロニニ国立公園(読み)ポロニニコクリツコウエン

デジタル大辞泉 「ポロニニ国立公園」の意味・読み・例文・類語

ポロニニ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【ポロニニ国立公園】

Národný park Poloniny》スロバキア東部にある国立公園。ポーランドウクライナとの国境に位置し、カルパチア山脈の東部に広がる。1997年設置。国境を挟んで接するウクライナのウジャンスキー国立公園、ポーランドのビエシュチャディ国立公園と合わせて、ユネスコの東カルパチア生物圏保護区に指定。ブナ原生林が広がり、ヒグマハイイロオオカミヨーロッパヤマネコなどが生息する。2007年、「カルパチア山脈の原生ブナ林」の名称で世界遺産(自然遺産)に登録。その後、2017年、2021年にヨーロッパ各地の原生ブナ林が拡張登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android