ポントカサステ水路橋と水路(読み)ポントカサステすいろきょうとすいろ

世界遺産詳解 の解説

ポントカサステすいろきょうとすいろ【ポントカサステ水路橋と水路】

2009年に登録されたイギリス世界遺産文化遺産)で、ウェールズ地方北東部に位置する。19世紀初頭、地理的条件の困難さを克服するために、著名な土木技師トーマス・テルフォードが産業革命期の土木技術を駆使して建造した。水路橋鍛鉄鋳鉄(ちゅうてつ)を使用する金属構造などが、世界建築に多大な影響を与えたといわれている。◇英名はPontcysyllte Aqueduct and Canal

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android