日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポート・ルイス」の意味・わかりやすい解説 ポート・ルイスぽーとるいすPort Louis インド洋南西部の島国モーリシャスの首都。モーリシャス島北西端に位置する港町で、人口14万4300(2000)。1968年の独立以前、モーリシャスの植民地化の過程で何度か名称がかわり、オランダ領時代にはノルト・ウェスト・ハーフェン、フランス領時代のナポレオン期にはナポレオン港、イギリス領時代にはノース・ウェスト・ハーバーとよばれた。背後に山を控えた天然の良港で、南西インド洋の主要港となっている。モーリシャスの主要農産物であるサトウキビを輸出する。イギリス海軍の基地が置かれ、南南東45キロメートルにはプレサンス国際空港がある。[林 晃史] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ポート・ルイス」の意味・わかりやすい解説 ポート・ルイス マダガスカル島東方のインド洋上にある島国,モーリシャスの首都。モーリシャス島の北西岸に位置する。同国の行政,商業の中心地で,天然の良港をもち島の主要生産物である砂糖を輸出する。町は1736年にフランス人によって,喜望峰周りの航路の寄港地として建設され,1810年からはイギリス領になってその主都であった。市内には教会,学校,博物館などもあって,文化の中心にもなっている。人口12万8851人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報