マグヌス6世(読み)マグヌスろくせい(英語表記)Magnus VI Eriksson

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マグヌス6世」の意味・わかりやすい解説

マグヌス6世
マグヌスろくせい
Magnus VI Eriksson

[生]1316
[没]1374.12.1.
ノルウェー王 (在位 1319~55) ,マグヌス2世としてスウェーデン王 (在位 1319~56,1359~64) 。7世とも数えられる。ノルウェー王ホーコン5世の娘とスウェーデン王弟エーリック・マグヌッソンとの子。摂政制のもとで幼時に2国の王となった。 1332年以後親政。息子の一人ホーコン6世にノルウェー王位を譲り,みずからはスウェーデンの王位にとどまったが,1356年別の息子エーリックを擁する貴族に追われ,1359年エーリックの死によって復位,1364年再追放。デンマーク軍との戦い捕虜となり,1371年ノルウェーへ亡命。王の死によりフォルクング王家は滅びた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android