マック・ザ・ナイフ

デジタル大辞泉プラス 「マック・ザ・ナイフ」の解説

マック・ザ・ナイフ

ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトによる舞台「三文オペラ」(1928年初演)の劇中歌モリタート」の米国でのタイトル。ジャズスタンダードナンバーとして知られ、パティ・ペイジ、エラフィッツジェラルドなどが歌っている。アメリカのブルー・アイド・ソウルシンガー、ボビー・ダーリンが歌ったバージョンは、セカンド・アルバム「ザッツ・オール」(1959年)に収録され、全米第1位を獲得。翌1960年にはグラミー賞最優秀レコード賞を受賞。「ローリング・ストーン」誌が選ぶ最も偉大な500曲第255位。邦題は「匕首マック」「匕首マッキー」とも。原題《Mack The Knife》。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android