マラチオン

共同通信ニュース用語解説 「マラチオン」の解説

マラチオン

ハダニアブラムシなど多くの害虫を駆除する有機リン系の農薬農作物の保護や収穫後の保存など広く使われ、家畜飼料や小麦トウモロコシの加工品に残留していることが多い。黄色っぽい液体で、特徴的な刺激臭がある。神経に作用して興奮させるため、昆虫には強い毒性を示す。人の体内では速やかに分解、排出されるため毒性は低いが、口から摂取すると下痢吐き気などの症状が出ることがある。

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世界大百科事典(旧版)内のマラチオンの言及

【マラソン】より

アメリカのアメリカン・シアナミド(ACC)社によって開発された低毒性有機リン酸エステル系殺虫剤。商品名であるが,日本ではマラチオンmalathionとともに一般名として用いられる。殺虫力はパラチオンやスミチオンにやや劣ることが多いが,速効的で残効性が少ないのが特徴である。…

※「マラチオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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