マラーイエル(英語表記)Malāyer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マラーイエル」の意味・わかりやすい解説

マラーイエル
Malāyer

イラン中央西部,ハマダーン州都市ハマダーン南南東 65km,ザグロス山脈中に位置する。農業牧畜地域の商業中心地で,ブドウタバコヒツジなどを集散し,絨毯を生産する。 1805年カジャール朝によって,ルル人やクルド人に対する防衛都市として建設された。 1920年代,ペルシア湾とテヘランを結ぶ幹線道路がここを通過し,発展した。人口 13万 458 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android