マリ・アントワネット(英語表記)Marie-Antoinette

山川 世界史小辞典 改訂新版 「マリ・アントワネット」の解説

マリ・アントワネット
Marie-Antoinette

1755~93

フランス王ルイ16世王妃マリア・テレジア末娘。1770年結婚。首飾り事件など多くの醜聞があるが,浪費癖と無思慮な行動のために人気を失い,国王の権威失墜を招き,また,廷臣たちに操られ改革派失脚一役買った。フランス革命開始後,特にヴァレンヌ事件以後はオーストリアとの反革命通謀を疑われ,92年の八月十日事件によりタンプルの獄に移された。裁判ののち93年10月刑死した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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