日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 マリー(George Gilbert Aimé Murray)まりーGeorge Gilbert Aimé Murray(1866―1957) イギリスの古典学者。オーストラリアのシドニー生まれ。23歳でグラスゴー大学ギリシア語教授となったあと、母校オックスフォード大学のギリシア語欽定(きんてい)講座教授を務めた(1908~36)。多くのギリシア劇の翻訳・校本のほかに『ギリシア叙事詩の成立』(1907)、『エウリピデスとその時代』(1913)、『ギリシア宗教の五段階』(1925)、『詩における古典的伝統』(1927)などがある。[戸田 基] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例