マルセイユ文書(読み)まるせいゆぶんしょ

世界大百科事典(旧版)内のマルセイユ文書の言及

【船荷証券】より

…この謄本が,船荷証券の起源とされている。その後,13世紀になると,船舶所有者が公正証書の形式で作成したマルセイユ文書といわれるものが出現した。これには,船舶所有者が荷送人に対して運送品の受取りを証し,かつ目的港において契約の相手方またはその被用者にその運送品を引き渡す義務を負担する旨が記載され,同時に,運送賃や運送人の責任など運送に関するその他の内容も記載され,なお,運送品不受領の抗弁,悪意の抗弁などを放棄することも約束されていた。…

※「マルセイユ文書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android