マルーン戦争(読み)まるーんせんそう

世界大百科事典(旧版)内のマルーン戦争の言及

【カリブ海】より

…苛酷な労働や規制から逃れるため奴隷たちは各地で反乱や逃亡を企てた。奴隷の抵抗としては,1730年代にジャマイカで起こったマルーン戦争が有名だが,その規模が最も大きな反乱は,フランス革命の影響のもとで91年にサン・ドマングで起こった奴隷の大蜂起である。トゥサン・ルベルチュールの指導で進められたこの反乱は,やがて当時ヨーロッパで最強であったイギリス軍やナポレオンの軍隊を撃退して,1804年ついに世界で最初の黒人共和国ハイチとして独立した。…

※「マルーン戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android