顧客満足を軸に『売れる仕組み』を考える活動。
一般的に販売推進、営業推進と混同されがちだが、長期的な視点から顧客支持を得ることを目的としている点で、これらのセリング(販売)とは異なっている。セリングは、今日や明日の売り上げを確保するためにどういう広告宣伝、販売促進をするか考えることが主な活動である。
一方、マーケティングは、顧客にとって価値のある製品やサービスを提供するために必要なすべての要素をコントロールする役割を担い、その結果、顧客からの信頼を勝ち取り、継続的に成長することを目的とする。
市場が成熟し、製品、サービスの機能面での差別化が難しくなるにつれて、マーケティングの重要性は増している。特に、顧客の認知をどうコントロールしていくかがマーケティング戦略の優劣を決するようになっている。最近では、顧客とのあらゆるタッチポイント(接点)において、顧客の認知をコントロールする重要性が高まり、認知心理学の要素も取り入れられるようになっている。
日本マーケティング協会では「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合活動である。」と定義しています。また、フィリップ・コトラーは「マーケティングとは、個人や集団が、製品および価値の創造と交換を通じて、そのニーズや欲求を満たす社会的・経営的プロセスである。」と定義しています。
単に市場調査や販売促進といった意味ではなく、企業と顧客の間で価値を生み出してゆくコミュニケーション活動全体のことをさします。
マーケティングのプロセスは「情報」を元に「戦略」に基づいて「戦術」を実施する流れを取ります。正確な情報分析とマーケティング・ミックス戦略、そして効果的な施策展開が一つの流れになって初めてマーケティングが成立します。
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