ミエロスワフスキ(英語表記)Mierosławski, Ludwik

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミエロスワフスキ」の意味・わかりやすい解説

ミエロスワフスキ
Mierosławski, Ludwik

[生]1814.1.17. ヌムール
[没]1878.11.22. パリ
ポーランドの軍人,独立運動の指導者。「大亡命時代」の知識人。十一月蜂起 (1830~31) に参加後,フランスに亡命。 1843年からポーランド民主協会のメンバーとして活動。独立運動においてシュラフタ農民も信用せず,シュラフタ出身の脱階級知識人を意味する「中間階級」に依拠しようとした。 45年蜂起準備のため帰国したが,発覚してプロシア警察に逮捕死刑を宣告された。しかし 48年革命勃発のため釈放,ウィエルコポルスカ (ポズナンを中心とする地方) の蜂起を指導。敗北後,再度フランスに亡命。一月蜂起 (63~64) の初期独裁官に任じられたが,戦闘指導に失敗して辞任

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android