ミクマリノカミ(水分神)(読み)ミクマリノカミ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ミクマリノカミ(水分神)
ミクマリノカミ

流水を分ち配ることを司る神。ハヤアキツヒコ,ハヤアキツヒメの2神の子であるアメノミクマリノカミ,クニノミクマリノカミの2神。ミクマリノカミを祀った神社は多いが,なかでも吉野水分神社が名高い。後世,「みくまり」が「みこもり」となまり,子守明神と呼ばれ,子育ての神として信仰されるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android