ミデカマイシン

化学辞典 第2版 「ミデカマイシン」の解説

ミデカマイシン
ミデカマイシン
midecamycin

C41H67NO15(813.98).プラテノマイシン B1 ともいう.放線菌Streptomyces mycarofacienes,その他の培養液から得られるマクロライド系抗生物質白色結晶.融点155~156 ℃.-65°(エタノール).λmax 232 nm(ε 3250).水,エタノールに可溶.主としてグラム陽性菌の発育を阻害する.肺炎球菌,ぶどう球菌,連鎖球菌などによる感染症治療薬として使用される.LD50 7200 mg/kg(マウス経口).[CAS 35457-80-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android