ミネソタ[州](読み)ミネソタ

百科事典マイペディア 「ミネソタ[州]」の意味・わかりやすい解説

ミネソタ[州]【ミネソタ】

米国中央北部の州。略称Minn.,MN。標高300〜500mの平たんな台地で,氷食による無数の氷河湖散在。北東部はスペリオル湖に面する。農業・牧畜が重要で,北西部は小麦地帯,南東部は果樹・酪農地帯でリンゴとバターの産が多い。メサビ山地を中心とする全米屈指の鉄鉱産地で,スペリオル湖岸のダルースから積み出す。食品加工,皮革製紙パルプ,電子機器,プラスチックなどの工業が盛ん。17世紀にフランス人が探検,1803年ほぼ全域が米領となり,1819年最初の植民。1858年連邦加入。州都セント・ポール。最大都市ミネアポリス。20万6232km2。545万7173人(2014)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android