ミュラー(ドイツの政治家 Hermann Müller)(読み)みゅらー(英語表記)Hermann Müller

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ミュラー(ドイツの政治家 Hermann Müller)
みゅらー
Hermann Müller
(1876―1931)

ドイツ社会民主党政治家マンハイムに生まれる。党新聞の編集者を経て1906年党幹部会に入り、1916年帝国議会議員、1918年の革命ではベルリン労兵協議会および中央協議会の執行委員会委員となった。1919年6月外相としてベルサイユ条約調印。1920年3月首相(~6月)、1928年5月ふたたび首相となったが、失業保険醵金(きょきん)額をめぐる対立から1930年3月辞職、翌1931年3月20日死去した。

[松 俊夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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