ミラノ基準(読み)ミラノキジュン

デジタル大辞泉 「ミラノ基準」の意味・読み・例文・類語

ミラノ‐きじゅん【ミラノ基準】

肝細胞癌に対して肝移植が適切か判断する基準の一つ。腫瘍しゅよう単発で直径5センチ以下、または3個以内で直径3センチ以下の場合、肝移植が適当としている。
[補説]1996年にイタリアのミラノ国立癌研究所の研究チームが48例の脳死肝移植結果もと発表。日本では平成16年(2004)から保険適用の基準として用いられ、生体肝移植にも適用されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む