ムカデ(百足)(読み)ムカデ

百科事典マイペディア 「ムカデ(百足)」の意味・わかりやすい解説

ムカデ(百足)【ムカデ】

節足動物唇脚綱の総称。体は細長く,多くの体節からなり,各体節は1対の脚をもつ。頭部先端には長い触角があり,下側には1対の毒顎がある。夜行性小動物を食べ,昼間は石や枯葉などの下に潜む。体節数の多いものでは170節以上のもの,大きいものでは体長30cmに達するものがある。日本にはアカムカデ(体長4cm),イッスンムカデ(体長2.5cm),アオズムカデ(体長7.5cm)などがよくみられる。ゲジもこの仲間

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android