ムサンナ県(読み)ムサンナ(英語表記)al-Muthannā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムサンナ県」の意味・わかりやすい解説

ムサンナ〔県〕
ムサンナ
al-Muthannā

イラク南部の県で,サウジアラビア国境を接する。県都はサマーワ。 1969年,以前のディーワーニーヤ県の大半を分割して創設された。イラクではアンバール県に次いで大きい県であるが,南方大部分砂漠で,涸れ川 (ワディ) が多数北東流する。北部ユーフラテス川の近くでナツメヤシ,コメ,ミレット (雑穀) などが栽培される。面積5万 1740km2。人口 35万 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android