ムソシ鉱山(読み)ムソシこうざん(英語表記)Musoci mine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムソシ鉱山」の意味・わかりやすい解説

ムソシ鉱山
ムソシこうざん
Musoci mine

中部アフリカコンゴ民主共和国南東部にある銅山ザンビアとの国境に沿う世界有数の産銅地帯にあり,1967年日本鉱業が調査権を取得,69年日本とコンゴ民主共和国との合弁でコンゴ鉱業開発会社を設立,同社が開発に着工,72年完成,73年1月から出鉱。精鉱は全量日本へ送鉱している。埋蔵量1億 1000万tで品位 (銅) 3.3%。深さ 328mの竪坑坑内採掘。年産5万 3000t。現地は南緯 18°で熱帯に属するが,標高 1300mで気候は温和である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android