ムルサの戦い(読み)ムルサのたたかい(英語表記)Battle of Mursa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムルサの戦い」の意味・わかりやすい解説

ムルサの戦い
ムルサのたたかい
Battle of Mursa

351年9月 28日,ローマ皇帝コンスタンチウス2世と帝位僭称者マグネンチウス戦い。ムルサはパンノニア都市激戦の末背後を突いた皇帝軍の騎兵隊がマグネンチウス軍を殲滅した。皇帝軍は3万,マグネンチウス軍は2万 4000の損害を出したといわれる。この戦いはローマ正規軍に大打撃であったが,また重騎兵による歩兵軍団に対する最初勝利でもあった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android