メディア論(マクルーハン)(読み)めでぃあろん

世界大百科事典(旧版)内のメディア論(マクルーハン)の言及

【マクルーハン】より

…1934年マニトバ大学卒業後,イギリスのケンブリッジ大学に留学。初期には英文学者としての研究に活動領域を限定していたが,50年代以降,広くメディア論を展開,メディアを中心とした独自の文明論で一時期,日本を含め世界的に有名になった。マクルーハンは人間の感覚機能の外部的拡張を可能にするすべての人工物をメディアととらえ,いまや人間の中枢神経組織までがコンピューターというメディアによって拡大・強化されると論じた(《メディアの理解》1964)。…

※「メディア論(マクルーハン)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」