メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯(読み)メンフィスとそのぼちいせきギーザからダハシュールまでのピラミッドちたい

世界遺産詳解 の解説

メンフィスとそのぼちいせきギーザからダハシュールまでのピラミッドちたい【メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯】

1979年に登録されたエジプト世界遺産文化遺産)で、カイロ南方のナイル川西岸に位置する。メンフィス周辺に、ギーザからダハシュール、メイドゥームまで、古王国時代(紀元前2686年頃~前2181年頃)の30基以上のピラミッド群が集中している。なかでもギーザのクフ王、カフラー王、メンカウラー王の三大ピラミッドが有名で、最大規模のクフ王のピラミッドは、高さ137m(創建時の高さは147m)、底辺一辺230mの正四角錐で、約230万個の石灰岩ブロックが使用されている。歴史上重要な遺跡として評価され、世界遺産に登録された。◇英名はMemphis and its Necropolis‐the Pyramid Fields from Giza to Dahshur

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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