出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
現クライペダ(Klaipeda)。メーメル河口の海港。13世紀以来ドイツ騎士団によってリトアニア地方の門戸として開かれ,長くプロイセンの支配下にあった。ヴェルサイユ条約(1919年)で連合国の管理下に置かれたが,1923年初頭リトアニアがここを接収し,国際連盟は自治を条件に25年これを認めた。ドイツにナチス政権が成立するとドイツ人の復帰運動も強まり,39年3月ドイツに返還された。第二次世界大戦後リトアニア領となり,クライペダと改称した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
リトアニア共和国の都市クライペダのドイツ語名。
[編集部]
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…人口20万6400(1993)。1923年までドイツ名メーメルMemel。クール湖とネマン川によって内陸の都市カウナスやビルニュスと結ばれており,古くから交易上の要衝であった。…
※「メーメル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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