モグラ塚(読み)もぐらづか

世界大百科事典(旧版)内のモグラ塚の言及

【モグラ(土竜)】より

…トンネル網には巣,排出場,休み場,食物貯蔵庫などがしつらえられている。トンネルの補修あるいは拡張によって掘り出された土は,前足で押してトンネル中を運ばれ,垂直に上方にむかうトンネルから地表に捨てられ,〈モグラ塚〉となる。なお,日本の山地にすむヒミズとヒメヒミズは,〈モグラ塚〉をつくらず,したがってトンネルも土を掘り出す必要のない森林の落葉層と土壌層の間につくっており,まだ完全な地下生活者になりきっていない,いわば〈半モグラ〉ともいうべき存在である。…

※「モグラ塚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android