モノグラフ(読み)ものぐらふ(その他表記)monograph

翻訳|monograph

デジタル大辞泉 「モノグラフ」の意味・読み・例文・類語

モノグラフ(monograph)

ある一つ問題について書かれた研究論文

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「モノグラフ」の意味・読み・例文・類語

モノグラフ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] monograph ) 一つの問題だけを対象に書かれた研究論文。モノグラフィー
    1. [初出の実例]「リードさん〈略〉あなたについてモノグラフを書いた人もある、といふと」(出典:春興倫敦子(1935)〈福原麟太郎〉主知主義的会食)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「モノグラフ」の解説

モノグラフ

(1)単行書のこと.(2)学術論文のこと.とりわけフルペーパー,すなわち特定主題に関する研究成果を,論文として完全で独立した形式にまとめた長めの学術論文のことを指す.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モノグラフ」の意味・わかりやすい解説

モノグラフ
monograph

一つの社会単位 (たとえば個人,家族集団地域社会など) の全生活過程もしくはそのいくつかの側面を,それがおかれた社会的文脈のなかにおいて,詳細に記述した記録。その社会を構成要素の全体関連的,構造的にとらえるところに特徴がある。この結果は一般的法則追究のために用いられたり,その事例自体についての処置資料として用いられたりする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android