モプティ(英語表記)Mopti

デジタル大辞泉 「モプティ」の意味・読み・例文・類語

モプティ(Mopti)

マリ中部の都市。モプティ州の州都ニジェール川とその支流バニ川の合流点に位置する。水上陸上交通要地で、商業が盛ん。20世紀初頭に建造された大モスクがあるほか、ドゴン人の集落が点在し世界遺産にも登録されたバンディアガラの断崖に近い。モプチ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モプティ」の意味・わかりやすい解説

モプティ
Mopti

マリ中南部の町。モプティ県の県都。バマコ東北東約 470km,バニ川とニジェール川の合流点付近に位置。3つの島から成る。バマコとガオを結ぶ幹線道路中間にあり,陸上および水上交通要衝となっている。ミレット,米,綿花,タバコキャッサバ,ナンキンマメ,シェアナッツバター,家畜などの集散地。カリナと呼ばれる素焼の水がめを特産し,石灰焼窯,皮なめしなどの軽工業もある。国内空港がある。人口7万 3979 (1987推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android