モンドール山地(読み)モンドールさんち(英語表記)Monts Dore

改訂新版 世界大百科事典 「モンドール山地」の意味・わかりやすい解説

モン・ドール山地 (モンドールさんち)
Monts Dore

フランスマシフ・サントラル中央山地地方の中央部に位置するオーベルニュ火山群を構成する山塊。変化に富む火山地形がみられ,火口湖や堰止め湖などもある。最高峰はピュイ・ド・サンシー(標高1886m)で,マシフ・サントラルで最も高い。ドルドーニュ川の源流地域をなし,ドルドーニュ高地の谷は氷食をうけた。この地方にはローマ時代より知られた温泉もあり,冬のスポーツや観光の中心地となっている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android