ヤナギモ(柳藻)(読み)ヤナギモ(英語表記)Potamogeton oxyphyllus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤナギモ(柳藻)」の意味・わかりやすい解説

ヤナギモ(柳藻)
ヤナギモ
Potamogeton oxyphyllus

ヒルムシロ科の多年草。日本全国に分布する。池,用水小溝や浅くて流れのゆるやかな川などに生える水草で,地下茎から水中茎を出す。水中茎はよく分枝して水になびく。葉は長さ 10cm内外,幅 3mmぐらいで柄はなく,互生する。夏,葉腋に短い柄のある穂状花序をつけ,黄緑色の小花を密につける。花被片,おしべ子房はいずれも4個ある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android