ユウ(イウ)・くるま・かるい(漢字)

普及版 字通 の解説


16画

[字音] ユウ(イウ)
[字訓] くるま・かるい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(しゆう)。(猶)(ゆう)の声がある。〔説文〕十四上に「輕車なり」とあり、〔詩、大雅、烝民〕「(かろ)きこと毛の如し」のように用いる。周・秦のとき、歳の八月に軒の使者を派して方言を集めたことが、応劭の〔風俗通義の序〕にしるされており、揚雄の〔方言〕は「代語釋別國方言」というのが、その正名である。

[訓義]
1. かるいくるま。
2. かるい。

[古辞書の訓]
名義抄 カロシ 〔字鏡集〕 カルキクルマ・カザリ・カロシ・カロガロシ

[語系]
は油・由jiuと同声。車は〔詩、秦風、駟(してつ)〕に狩猟に用いることがみえ、車(しやかつ)に油をさして疾駆することができるような車であろう。

[熟語]

[下接語]
・徳・毛

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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