出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
『新約聖書』における最後の書で、黙示文学の系譜に属する。著者ヨハネについては不明な部分が多い。イエスの十二使徒の一人とする説や、『新約聖書』の他のヨハネ文書の著者と比定する説もあるが、いずれも学説的には支持しがたい。宛先(あてさき)は小アジアの諸教会であり、執筆の場所も同じく小アジアの都市であったと推定される。執筆年代は、ローマ皇帝ドミティアヌスの治世(81~96)の末期、キリスト教会に対するローマ帝国の迫害がようやく激烈さを増し、ローマ国権による皇帝礼拝の強制が行われつつあった時期である。厳しい迫害にさらされている教会に対し、主の再臨の近いことを告げ、希望と慰めを与えることを目的として書かれた文書である。この世の終末と新しい世界の出現が、ユダヤ黙示文学の手法に従って、絵画的に描き出されている。
[山形孝夫]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新