ヨーハン・W.J.A. シュタイン(英語表記)Johan Willem Jakob Antoon Stein

20世紀西洋人名事典 の解説

ヨーハン・W.J.A. シュタイン
Johan Willem Jakob Antoon Stein


1871 - 1951
オランダ天文学者
元・ヴァチカン天文台長。
1894〜1901年までライデン大学物理学天文学を学ぶ。大学教師を経て聖職に転じた。’06年バチカン天文台の助手となり、ここで変光星図を編集した。’10年に帰国して、アムステルダムの聖イグナチウス大学の数学物理学教授を務め、「変光星」(’2巻、’24年)をハーゲンと共に出版した。’30年ヴァチカン天文台長となった。’10年のハーレー彗星回帰の際にビデルボの教会で発見された古い資料を紹介するなど、天文学史に対する関心も深かった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android