ラシュキン法(読み)ラシュキンほう(英語表記)Rashkind operation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラシュキン法」の意味・わかりやすい解説

ラシュキン法
ラシュキンほう
Rashkind operation

心臓カテーテル法により,先端バルーンのついたカテーテルを末梢静脈から右心房へ,さらに卵円孔を介して左心房に挿入し,造影剤で膨張させたバルーンを右心房側に引抜くことによって,心房中隔を裂開する方法大血管転位症などのチアノーゼ疾患のように,左心系右心系の血液混合を増加させることが緊急に必要な場合に行われる。生後3ヵ月以内が望ましい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android