ラセミ酸(読み)ラセミさん

改訂新版 世界大百科事典 「ラセミ酸」の意味・わかりやすい解説

ラセミ酸 (ラセミさん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のラセミ酸の言及

【酒石酸】より

…1769年,K.W.シェーレによってブドウ酒中からL‐酒石酸(右旋性)が発見された。1822年化学工場の経営者ケストナーPaul Kestnerは,酒石酸塩の製造の際,副生物としてラセミ酸(ブドウ酸ともいう)を得た。ブドウ酸は1819年までシュウ酸と誤認されていたが,酒石酸の異性体であることがしだいに明らかになった。…

※「ラセミ酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android