ラッパ管(読み)らっぱかん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラッパ管」の意味・わかりやすい解説

ラッパ管
らっぱかん

解剖学名の卵管のことで、語源ギリシア語のsalpinx(ラッパの意)からきている。そのほか、中耳から咽頭(いんとう)に開口する耳管(じかん)をさすこともある。いずれも形状から命名されたもので、とくに後者を耳(じ)ラッパ管とよんで区別することもある。

[嶋井和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android