ランジュヴァンイオン(英語表記)Langevin ions

法則の辞典 「ランジュヴァンイオン」の解説

ランジュヴァンイオン【Langevin ions】

気象学のほうで「大イオン」と呼ばれるものである.小イオンエイトケン核に付着して成長することで形成する.半径が250Å 程度のもので,水滴,あるいは氷晶が集合したもので,多くは負に荷電している.現在わが国の電機業界や環境機器業界で「マイナスイオン」と称しているものの本体はどうもこれのつもりであるらしい.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android