百科事典マイペディア 「ラ・テーヌ文化」の意味・わかりやすい解説
ラ・テーヌ文化【ラテーヌぶんか】
→関連項目木棺
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
紀元前5~前1世紀にわたって中部ヨーロッパを中心に発達した鉄器時代の文化。その最盛期には、イングランドやピレネー山脈にも及んでいる。文化の名称は、スイスのヌーシャテル湖岸にあるラ・テーヌ遺跡からとったもので、この遺跡は、1907~17年にわたって組織的な発掘調査がなされた。その際、杭や丸太を渡した道路遺構や多数の木器、鉄器、青銅器類を出土したが、とくに鉄製の武器類が3分の1以上を占めていた。同文化の後半に営まれた祭祀(さいし)的な奉納地とみる説が強い。同文化の分布圏がケルト人の分布と重なるため、彼らの残したものとされ、剣の柄頭(つかがしら)や留針(とめばり)にある独特の曲線文は同文化を象徴している。
[前田 潮]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ヨーロッパ鉄器時代後半期の文化。1774年スイス,ヌーシャテル湖東岸のラ・テーヌ遺跡で発見されたことにちなむ。騎馬および戦車を主体とするケルト人による文化で4期に分かれる。武器,武具,車馬具,農工具,装身具などに金工術の粋を集めている。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新