ラ・パス(読み)ラパス

百科事典マイペディア 「ラ・パス」の意味・わかりやすい解説

ラ・パス

ボリビアの事実上の首都。同国西部,アンデスアルチプラノから下ったすり鉢状の標高約3600mの谷底に建設された街で,空港は標高4060m。世界最高地にある首都。1900年以降,行政機関スクレから移転した。1953年の農地改革後,アルチプラノ全域から人口が流入し,急速に膨張した。南東方にイリマニ火山を望む。1548年創設,ポトシ銀山とリマを結ぶ中継地だった。75万9000人(2012)。
→関連項目アリカボリビア

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