デジタル大辞泉
「リオグランデ」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
リオ・グランデ
Rio Grande
ブラジル南部,リオ・グランデ・ド・スル州の港湾都市。人口19万6982(2005)。パトス湖の南岸にあり,良港をもつ。州南部に広がるガウショ平原(パンパ)の牧畜地帯の集散地として,ペロタスPelotas(54km北にある。人口34万6452,2005)と一対の都市部を構成し,港としてこの地をサン・パウロ方面と直結させている。牛肉,海産物の加工工業が盛んで,港から肉製品,米,小麦,大豆などをおもにサン・パウロ方面に輸出する。
執筆者:前山 隆
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
リオグランデ
Rio Grande
ブラジル最南部,リオグランデドスル州南東部の都市。中心集落は州都ポルトアレグレの南南西約 240kmにある港湾都市で,パトス湖南端部と大西洋を結ぶ狭い水路にのぞむ。同水路の入口には浅瀬があるが,浚渫により外洋船が入港できる。 1737年ポルトガル人が建設した要塞を中心に形成された町で,18世紀末ポルトアレグレに取って代られるまではこの地方の行政中心地として発展。現在,北西約 40kmのペロタスとともに同州の主要港で,同州に産する乾燥牛肉,皮革,ラード,羊毛,米,小麦,魚類などを積出す。工業も盛んで,食肉加工,魚類・野菜缶詰,毛織物,石油精製などの工場がある。ペロタスから鉄道,道路が通じる。人口 17万 2435 (1991推計) 。
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