リノス(英語表記)Linos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リノス」の意味・わかりやすい解説

リノス
Linos

ギリシア神話人物オルフェウスと並ぶ音楽名手で,文字発明者ともいわれる。ミューズ一人がアンフィマロスの種によって生んだ子で,音楽にかけてはアポロンより自分のほうがすぐれていると自慢したために,神の怒りに触れて殺されたとも,ヘラクレスの音楽の教師となったが,その覚えの悪いのに業をにやして彼を打擲し,反対大石で打殺されたともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android