リュヒナー(英語表記)Rychner, Max

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リュヒナー」の意味・わかりやすい解説

リュヒナー
Rychner, Max

[生]1897.4.8. リヒトシュタイク
[没]1965.6.10. チューリヒ
スイスの評論家,文学史家。ベルンとチューリヒでドイツ文学ラテン語,歴史を学び,1925~31年雑誌『新スイス展望』 Neuen Schweizer Rundschauを主宰ヨーロッパの文学伝統を現代に実りあるものとすることが彼の課題であった。ドイツ古典主義ロマン主義についてのほか,ホーフマンスタール,R.A.シュレーダーらについてのエッセーがある。またバレリー翻訳でも知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android