リングア・ジェラル(読み)りんぐあじぇらる

世界大百科事典(旧版)内のリングア・ジェラルの言及

【ブラジル】より

…ポルトガル植民者の移住数は不明であるが,初期には男性偏重の移住形態を示し,混血が急速に進展した。トゥピ語はイエズス会宣教師によって体系化され,初期にはリングア・ジェラルlingua geralと呼ばれる共通語として植民者,現地生れの混血層,非トゥピ語族間にも広く使用された。アフリカからは主としてサトウキビ栽培の奴隷労働力として約360万人の黒人(おもにバントゥー族,ヨルバ族)が強制移住させられ,ことにサン・パウロからマラニョンに至る沿岸地帯では人口の圧倒的多数を占めたが,死亡率が高く,また混血も進行した。…

※「リングア・ジェラル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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