リーユエ(日月)潭(読み)リーユエたん(英語表記)Riyue tan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リーユエ(日月)潭」の意味・わかりやすい解説

リーユエ(日月)潭
リーユエたん
Riyue tan

タイワン (台湾)中部,ナントウ (南投) 県西部にある湖。面積 7.73km2。湖面標高 727m。北東部が円形,南西部が三日月形で,湖水も 2色に分かれていることから日月の名がつけられた。コイフナソウギョウナギなどの養殖が盛ん。湖畔山地では古くからチャ(茶)が栽培され,特に紅茶が有名。7月の平均気温は 22.4℃で,台湾先住民の風俗や杵歌と相まって,観光地,避暑地となっている。東方のチュオシュイ (濁水) 渓から水を引いて水位を上げ,西方のメンパイタン (門牌潭) で発電を行なっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android