ルイ[9世](読み)ルイ

百科事典マイペディア 「ルイ[9世]」の意味・わかりやすい解説

ルイ[9世]【ルイ】

カペー朝フランス国王(在位1226年―1270年)。ルイ8世の子。信仰あつく〈聖王〉〈サン・ルイSaint Louis〉と呼ばれる。初め母后が摂政。1234年親政。国内の治安維持に努め,パリ高等法院や会計院を創設して中央集権化を促進した。英国からノルマンディー等を獲得して王領を拡大。第7回十字軍を起こしたがディムヤート捕虜となり,身代金を払って聖地に渡った。第8回十字軍でチュニスに遠征中病死。ジョアンビル伝記が有名。
→関連項目アンバリッドブルボン[家]ルブルク

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