ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルドリュ=ロラン」の意味・わかりやすい解説
ルドリュ=ロラン
Ledru-Rollin, Alexandre-Auguste
[没]1874.12.31. オードセーヌ,フォントネーオーローズ
フランスの政治家,法律家。 1841年ルマン選出の下院議員となり,43年に創刊された『レフォルム』 La Réforme紙を社会主義者 L.ブランと協同編集。 46年『労働者に訴える』を公刊し,普通選挙制の確立を要求。二月革命に直結する改革宴会の普及に努め,臨時政府の内務相となった。 48年 12月大統領選挙に立候補したが 35万票しか獲得できなかった。しかし翌年5月立憲議会に選ばれ,急進共和派のリーダーとなり,ローマ共和国への武力干渉問題をめぐって激しく政府を非難。6月 13日パリで暴動を起したが簡単に鎮圧され,イギリスに亡命。大赦により 71年帰国。
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