ルブルック(英語表記)Guillaume de Rubruquis

デジタル大辞泉 「ルブルック」の意味・読み・例文・類語

ルブルック(Guillaume de Rubruquis)

[1220ころ~1293ころ]フランスフランチェスコ会修道士。1253年、フランス国王ルイ9世の命を受けてモンゴル皇帝のもとに派遣され、カラコルムモンケ‐ハン謁見して帰国中央アジア各地の地理風俗宗教言語を伝える報告書を著した。リュブリュキ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社世界史事典 三訂版 「ルブルック」の解説

ルブルック
Guillaume de Rubruquis

1220ごろ〜93
フランスのフランチェスコ派修道士
ローマ教皇インノケンティウス4世および仏王ルイ9世の命でモンゴルに派遣され,中央アジアをへて1254年カラコルムに到達し,モンケ=ハンに謁見。数か月滞在し,ペルシアをへて帰国。中央アジア各地の地理・風習・宗教・言語などを記した旅行記を著した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android